先日、柏市立富勢西小学校の生徒のみなさんが、畳の工場見学に来てくれました。
元気いっぱいの小学生たちに囲まれて、工場の中はとても明るい雰囲気に包まれました。
「畳ってどうやって作るの?」「この草は何?」
鋭い質問もたくさん飛び交い、こちらも自然と背筋が伸びる時間になりました。
実際に見て、触って、畳を体験
普段なかなか目にすることのない畳の工場。
機械や、職人が1枚1枚丁寧に仕上げていく作業を、みんな真剣な表情で見学していました。
い草の香りを実際に嗅いでもらうと、
「いい匂い!」「おばあちゃんの家みたい!」
という声も聞こえてきて、思わずこちらも笑顔に。
畳が日本の暮らしと深く関わってきたことを、少しでも感じてもらえたのではないかと思います。
たくさんの質問に、こちらも本気で回答!
見学の途中では、子どもたちからたくさんの質問が出ました。
• 1枚作るのにどれくらい時間がかかるの?
• 大きい畳はどのくらい?
• 珍しい形の畳はあるの?
どれもよく考えられた質問ばかりで、
「ちゃんと見てくれているな」と職人としてとても嬉しくなりました。
説明する側の私たちも、改めて畳の良さや仕事の意味を見つめ直す時間になりました。
心のこもった感謝状をいただきました


後日なんと生徒の皆さんから手作りの感謝状をいただきました。
一生懸命書いてくれた文字や飾りを見て、胸が熱くなりました。
この感謝状は、今も工場内に大切に飾っています。
疲れた時や忙しい時に見ると、「また頑張ろう」と自然と力が湧いてきます。
小学生から、私たち大人が学んだこと
今回の工場見学を通して、
実は私たち大人のほうが、小学生から学ぶものがたくさんありました。
• 目を輝かせて話を聞く姿
• 小さな疑問を大切にする姿勢
• ものづくりを素直にすごいと感じてくれる心
当たり前のように続けてきた仕事が、
誰かの心に残る体験になる、、、
それを改めて実感させてくれた一日でした。
富勢西小学校のみなさん、本当にありがとうございました
柏市立富勢西小学校のみなさん、
そして先生方、この度は工場見学にお越しいただき本当にありがとうございました。
今回の見学が、
• 日本の文化に興味を持つきっかけ
• ものづくりの楽しさを知る機会
• 将来の夢を考えるヒント
そんな何か一つにつながってくれたら、私はとても嬉しいです。
またいつでも、畳の工場に遊びに来てくださいね!