こんにちは、成島畳店です!
お部屋にきれいに敷き詰められている畳。
パッと見た感じ、「全部同じ大きさ」に見えますよね。
ですが実は、畳は一枚一枚すべて寸法が違うんです。
今回はそんな、意外と知られていない畳の豆知識をご紹介します!
■畳はすべてオーダーメイド
畳はフローリングのような既製品ではありません。
お部屋のサイズに合わせて作る、完全オーダーメイドです。
つまり、
- 同じ部屋の中でもサイズはバラバラ
- まったく同じ畳は存在しない
というのが基本になります。
■なぜ同じサイズで作らないのか?
理由はとてもシンプルで、お部屋自体が完全な四角ではないからです。
一見まっすぐに見える和室でも、
- 木材の伸び縮み
- 施工時のわずかなズレ
- 長年の使用による歪み
などによって、実際には数ミリ〜数センチのズレが生じています。
このズレを無視して、すべて同じサイズで畳を作ってしまうと…
- 隙間ができる
- 畳が浮く
- きれいに収まらない
といった問題が起きてしまいます。
■だから1枚ずつ寸法を変えて作る
畳を作る前には、必ずお部屋の寸法を細かく測ります。
そして、
場所ごとの微妙なズレに合わせて、1枚ずつサイズを調整していきます。
例えば同じ列に並ぶ畳でも、
ほんの数ミリ単位で大きさが違うことは珍しくありません。
この細かい調整があるからこそ、
隙間なくピタッと収まる仕上がりになります。
■だから畳には「決まった位置」がある
畳はそれぞれ専用の場所に合わせて作られているため、
基本的に入れ替えることはできません。
もし違う場所に入れてしまうと…
- 入らない
- 隙間ができる
- 段差や浮きが出る
といった不具合が出てしまいます。
そのため、畳の裏には番号や印が書かれていることが多いんです。
■見た目以上に繊細な「職人の仕事」
一見するとシンプルに見える畳ですが、
実はとても繊細な作業の積み重ねでできています。
- 細かい寸法測定
- ミリ単位の加工
- 現場での最終調整
この工程を丁寧に行うことで、
あの「隙間のない美しい和室」が完成します。
■まとめ
- 畳は一枚一枚すべてサイズが違う
- 部屋の歪みに合わせて作られている
- だから入れ替えはできない
- ピッタリ収まるのは職人の技術
普段何気なく使っている畳ですが、
実はとても奥が深いものです。
こうした視点で和室を見ると、
少し違った面白さが見えてきますよ。