こんにちは、柏市の成島畳店です。
今回は、私にとってとても思い入れのあるお宅の畳表替えをご紹介します。
今回ご依頼いただいたのは、中学時代に一緒に野球部で活動していた同級生の実家です。
私が成島畳店の六代目として畳屋を継ぎ、仕事をしている中で、まさか中学生の頃に一緒に野球をしていた同級生の実家の畳を、自分が施工する日が来るとは思ってもいませんでした。
しかも、このお宅は中学生の頃に何度も遊びに行ったことのある家。
当時はもちろん「いつかこの家の畳を自分が張り替える」なんて考えたこともありません。
ただ友達の家に遊びに行って、一緒に笑ったり、野球の話をしたり、くだらない話をしたり。
そんな思い出のある場所に、今度は畳職人として仕事で伺うことになりました。
今回は、そんな昔からのご縁を感じる施工となりました。
中学時代、一緒に野球部で汗を流した同級生
今回のお客様のお宅は、私の中学時代の同級生の実家です。
私たちは中学校の野球部で一緒に活動していました。
部活動を通して毎日のように顔を合わせ、練習をしたり、試合に行ったり、学校生活でも一緒に過ごす時間が多かった友人です。
そして、当時はこの家にも遊びに行っていました。
中学生の頃の記憶というのは、何年経っても意外と残っているものです。
今回、久しぶりにこの家を訪れて、畳の状態を確認していると、
「そういえば昔ここに遊びに来たな」
と、当時のことを思い出しました。
あの頃は、自分が将来畳屋を継ぐことになることも、六代目として仕事をしていることも分かりませんでした。
ましてや、昔一緒に野球をしていた同級生の実家で、自分が畳の仕事をすることになるなんて、想像もしていませんでした。
そう考えると、今回のご依頼は、仕事として嬉しいだけではなく、昔から続いているご縁を感じる仕事でもありました。
昔遊びに行っていた家に、今度は畳職人として
今回、久しぶりに同級生の実家を訪問して、少し不思議な気持ちになりました。
中学生の頃は、友達の家として遊びに行っていた場所。
それが何十年か経った今、自分は畳職人として、仕事道具を持って訪れている。
立場が変わっただけで、同じ家でも見え方がまったく違います。
昔は畳を見ても、
「この畳は何年使っているんだろう」
なんて考えたことはありませんでした。
しかし今は畳屋なので、部屋に入れば自然と畳の状態が気になります。
畳表の傷み具合や擦れ、色の変化、畳の角や縁の状態などを確認しながら、
「ここで昔遊んでいたんだな」
と思うと、なんだか懐かしい気持ちになりました。
同級生のお母様とも久しぶりにお会いしました
今回、もう一つ嬉しかったことがあります。
それは、同級生のお母様とも久しぶりにお会いできたことです。
中学生の頃から面識があるので、もちろん私がまだ子どもの頃の姿も知っています。
そんな方に、今の自分の姿を見てもらえるというのは、なんとも感慨深いものがあります。
中学生の頃は、野球部で毎日練習していた少年。
それから年月が経ち、家業を継ぎ、今では成島畳店の六代目として畳職人の仕事をしています。
昔から自分を知っている方に、こうして仕事をしている姿を見てもらえる。
「大人になったな」と思ってもらえたかは分かりませんが(笑)、自分自身としては、少しでも成長した姿を見てもらえたのかなと思い、とても嬉しかったです。
今回は畳表替えを施工しました
今回の施工内容は、畳表替えです。
畳表替えは、現在使用している畳床を活かしながら、表面の畳表を新しいものに交換する施工です。
長年使っている畳は、畳表が擦れてきたり、表面に傷みが出たり、色が変化したりしていきます。
そうした場合でも、畳床の状態が良ければ、畳表替えをすることで、まだまだ畳を使い続けることができます。
畳は、毎日生活する部屋で使われるものだからこそ、少しずつ傷みが進んでいきます。
「畳が古くなってきたけれど、新しく全部交換した方がいいのかな?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、畳床の状態などによっては、畳表替えで対応できる場合もあります。
実際の畳の状態を確認したうえで、どの施工が適しているか判断することが大切です。
同級生にも喜んでもらえました
今回、施工が終わってから同級生にも畳を見てもらいました。
そして、喜んでもらえたことが何より嬉しかったです。
昔から知っている友人だからこそ、
「きれいになったな」
「頼んでよかった」
と思ってもらえる仕事をしたいという気持ちもありました。
もちろん、どのお客様の畳でも丁寧に仕上げることは変わりません。
ただ、自分が中学生の頃から知っている友人の実家ということで、やはり普段とは少し違った思い入れがありました。
昔一緒に野球をしていた友人の実家で、自分が畳を施工し、その仕事を喜んでもらえる。
畳職人として、とても嬉しい経験になりました。
「六代目になったんだな」と実感する瞬間
成島畳店は、私で六代目になります。
家業を継いで畳職人として仕事を続けていると、今回のように昔からの知り合いからご依頼をいただくことがあります。
こうした仕事をすると、改めて「自分も六代目として、この仕事をしているんだな」と実感します。
中学生の頃は、野球部で一緒に汗を流していた同級生。
その頃の自分は、ただ毎日を楽しく過ごしていただけでした。
それから長い年月が経ち、自分は家業を継ぎ、畳を作る仕事をするようになりました。
そして今回、昔遊びに行っていた同級生の実家に、畳職人として仕事に伺う。
人生は何が起こるか分からないものだなと思います。
地元柏で仕事を続けているからこそのご縁
今回のようなご依頼をいただくと、地元柏で仕事を続けることの大切さを改めて感じます。
柏で長く暮らし、そして柏で畳屋として仕事をしているからこそ、昔からの友人や知り合い、そのご家族から声をかけていただくことがあります。
畳という仕事は、ただ古くなった畳を新しくするだけではありません。
お客様の生活の中にある畳を預かり、これからも長く使っていただけるように仕上げる仕事です。
そして、今回のように昔からのご縁が仕事につながることもあります。
地元で仕事をしているからこそ、こうしたつながりを大切にしていきたいと思っています。
昔の自分を知っている人に、今の自分を見てもらえる嬉しさ
今回、同級生のお母様とお会いして、昔の自分を知っている方に今の自分を見てもらえることの嬉しさを感じました。
中学生の頃は、野球部で一緒に活動していたただの少年。
今では成島畳店の六代目として、畳の採寸をして、畳表を選び、畳を製作・施工しています。
もちろん、まだまだ勉強することもあります。
畳は奥が深く、同じように見える畳でも、一枚一枚状態や寸法が違います。
だからこそ、長く続けていても毎回勉強になる仕事です。
そんな仕事を続けている姿を、昔から知っている方に見てもらえる。
それは、自分にとって大きな励みになります。
畳を通して、昔からのご縁がまたつながりました
今回の畳表替えは、単なる施工事例として紹介するには、少し特別な仕事でした。
中学時代に一緒に野球をしていた同級生。
昔遊びに行っていた実家。
当時から面識のあった同級生のお母様。
そして、長い年月を経て、今度は自分が六代目の畳職人として、その家の畳を施工する。
昔の思い出がある場所で仕事をするというのは、なかなか経験できることではありません。
そして、完成した畳を見て同級生が喜んでくれたこと。
それが何より嬉しかったです。
畳屋という仕事をしていると、こうした「人とのつながり」を感じる瞬間があります。
これからも地元柏で仕事を続けながら、一つひとつのご縁を大切にしていきたいと思います。
柏市で畳表替えをご検討の方へ
成島畳店では、柏市を中心に、畳表替え・新畳・畳の裏返し・縁なし畳など、畳に関するさまざまなご相談を承っています。
「畳の表面が擦れてきた」
「畳が古くなってきた」
「畳表替えと新畳、どちらがいいのか分からない」
「畳をきれいにして、もう一度長く使いたい」
など、畳について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
畳の状態を確認し、お部屋の使い方やご予算なども考慮しながら、適した施工方法をご提案いたします。
柏市をはじめ、我孫子市、流山市、松戸市など、地元・東葛地域のお客様からのご相談もお待ちしております。
今回のように、昔からのご縁がまた仕事を通じてつながることを嬉しく思います。
これからも六代目として、地域の皆様に「成島畳店に頼んでよかった」と思っていただけるよう、一枚一枚丁寧に畳を仕上げていきます。
今回、大切なご実家の畳を任せてくれた同級生、そして久しぶりにお会いできたお母様。
本当にありがとうございました。
また何かありましたら、いつでも声をかけてください。
これからも地元柏の畳屋として、昔からのご縁も、これから生まれる新しいご縁も大切にしながら、畳の仕事を続けていきたいと思います。