こんにちは、成島畳店です。
今回は、先日参加した畳の一級技能士試験についてのお話です。
昨年、私自身も一級技能士試験を受験しました。
そして今年は、立場が変わって、後輩が一級技能士試験を受験するということで、試験の様子を見に行ってきました。
去年は自分自身が試験を受ける側だったので、試験会場に向かうときの緊張感や、時間を気にしながら作業するプレッシャーなどを思い出します。
今回は自分が受験するわけではありませんでしたが、後輩が真剣に試験に取り組んでいる姿を見ていると、まるで自分が受験しているような気持ちになりました。
そして夜には、久しぶりに同級生や後輩たちと集まって飲み会をしました。
畳についての話はもちろん、畳学校に通っていた頃の思い出話など、昔話にも花が咲き、とても楽しい時間になりました。
さらに、畳学校の先生方にも久しぶりにお会いすることができました。
今回は、そんな一日を振り返りたいと思います。
去年は自分が受験する側でした
一級技能士試験を受けたのは、昨年です。
一級技能士は、技能検定の中でも上位の資格で、これまで身につけてきた技術や知識を改めて試される機会でもあります。
去年の自分は、当然ですが「合格する」という目標に向かって、自分自身が試験に集中していました。
試験前の緊張感。
時間を意識しながら作業する感覚。
普段の仕事とは違った雰囲気。
今思い返しても、かなり緊張していたと思います。
そんな自分が今年は試験会場で後輩の姿を見る側になりました。
一年経っただけですが、去年とはまったく違う気持ちで試験を見ることができました。
後輩の一級技能士試験を見学
今回は、後輩が一級技能士試験を受験するということで、応援も兼ねて試験を見に行きました。
試験に取り組んでいる後輩の姿を見ていると、去年の自分の姿と重なります。
「ここはこうした方がいいかな」
「時間は大丈夫かな」
など、見ているこちらも自然と力が入ります。
もちろん、試験中なので声をかけることはできません。
ただ、真剣に作業をしている姿を見ていると、
「頑張れ!」
と心の中で応援していました。
自分が受験した経験があるからこそ、試験中の緊張感も少し分かります。
普段の仕事ではできていることでも、試験という独特の環境になると、普段通りにいかないこともあります。
だからこそ、後輩が真剣に取り組んでいる姿を見て、こちらも良い刺激をもらいました。
去年は自分、今年は後輩
去年は自分が試験を受け、今年は後輩が受ける。
こうして立場が変わると、時間が経つのは早いなと感じます。
畳の仕事は、一人で技術を身につけていくものではありません。
先輩から教えてもらったり、仲間と技術について話したり、時には競い合ったりしながら、少しずつ成長していきます。
自分自身も、これまで多くの方から技術を教えていただきました。
そして、畳学校で一緒に学んだ仲間たちとのつながりも、自分にとって大きな財産です。
今回、後輩の試験を見ることで、改めてそうしたつながりの大切さを感じました。
夜は久しぶりに同級生や後輩と飲み会
そして、この日の夜は久しぶりに同級生や後輩たちと集まって飲み会をしました。
普段はそれぞれの仕事や生活があるので、なかなか全員で集まる機会はありません。
だからこそ、久しぶりに顔を合わせると、会った瞬間から昔に戻ったような感覚になります。
「最近どうしてる?」
という近況の話から始まり、気がつけば畳の話へ。
やっぱり畳屋が集まると、自然と畳の話になります(笑)。
普段仕事をしていると、畳について話す相手はどうしても限られます。
でも、畳学校の同級生や後輩たちと集まると、専門的な話も気兼ねなくできます。
「最近はこんな仕事をしている」
「こういう畳を作った」
「この施工は難しかった」
など、それぞれの経験を話しているだけでも、とても勉強になります。
畳について語り合う時間
今回の飲み会では、畳についてもいろいろな話をしました。
畳の作り方や施工についての話はもちろん、最近の畳業界についての話など、普段なかなか話せないこともたくさん話しました。
同じ畳の仕事をしていても、それぞれ仕事をしている場所や環境が違います。
そのため、同じような仕事でも考え方ややり方が少しずつ違います。
そうした話を聞くと、
「そんなやり方もあるのか」
と新しい発見があります。
同じ畳職人同士だからこそ分かる苦労や、仕事の面白さなどもあります。
やっぱり、こうして同じ仕事をしている仲間と話す時間は大切だなと改めて思いました。
畳学校に通っていた頃の思い出話
そして、後半は自然と畳学校に通っていた頃の思い出話になりました。
学校に通っていた頃は、毎日のように顔を合わせて、技術を学びながら一緒に過ごしていました。
当時は大変だったことも、今振り返ると良い思い出です。
「あのときはこうだったよな」
「あの授業は大変だった」
「先生にこんなこと言われたよな」
など、昔の話をしていると次々と思い出が出てきます。
当時は真剣に悩んでいたことも、今になって話すと笑い話になっていたりします。
仕事を始めてから時間が経つと、学生時代の仲間と会う機会は少なくなります。
だからこそ、久しぶりに集まって昔の話をすると、とても懐かしい気持ちになります。
畳学校の先生方にも久しぶりにお会いしました
今回、嬉しかったことがもう一つあります。
それは、畳学校の先生方にも久しぶりにお会いできたことです。
畳学校に通っていた頃に、畳についてさまざまなことを教えていただいた先生方。
久しぶりにお会いすると、やはり懐かしい気持ちになります。
学校を卒業してからも畳の仕事を続けている姿を見てもらえるというのも、嬉しいものです。
畳学校にいた頃は、教えてもらう立場でした。
今では自分も畳職人として仕事をし、後輩が一級技能士試験を受ける姿を見に行く立場になりました。
そう考えると、自分も少しずつですが、先輩から後輩へと技術や経験をつないでいく側になってきたのかなと思います。
畳職人として、これからも技術を磨いていきたい
今回、後輩の一級技能士試験を見学して、去年自分が受験したときのことを思い出しました。
そして、久しぶりに畳学校の仲間や先生方と話をして、これまで自分が多くの人に支えてもらいながら畳の技術を身につけてきたことも改めて感じました。
畳の仕事は、昔から続いてきた伝統的な仕事です。
しかし、時代とともに畳の種類や材料、施工方法なども変化しています。
その中で、昔から受け継がれてきた技術を大切にしながら、新しいことも学んでいく必要があります。
一級技能士試験も、その技術を改めて見つめ直す一つの機会だと思います。
自分も去年の試験を経験しましたが、資格を取ったから終わりではありません。
畳職人としては、そこからさらに経験を積んでいくことが大切です。
今回、後輩の姿を見て、自分ももっと技術を磨いていかなければと思いました。
久しぶりに仲間と会えて、良い刺激をもらいました
今回の一日は、後輩の試験を見学するだけではなく、昔の仲間と再会できる貴重な一日になりました。
一級技能士試験に挑戦する後輩の姿を見て刺激をもらい、久しぶりに同級生や後輩と畳について語り合い、畳学校の先生方とも再会できた。
そして、学校に通っていた頃の思い出話で笑ったり、今の仕事について真剣に話したり。
とても充実した時間でした。
畳学校で出会った仲間たちは、今でも自分にとって大切な存在です。
仕事で悩んだときや、何か新しいことに挑戦するとき、同じ畳の世界で頑張っている仲間の存在は大きな励みになります。
今回久しぶりにみんなと話して、改めて「畳の仕事を続けてきてよかったな」と思いました。
これからも畳職人として、一つひとつの仕事を大切にしながら、技術を磨いていきたいと思います。
そして、自分が先輩方から教えていただいたことを、今度は後輩たちにもつないでいけるような職人になれるよう頑張ります。
後輩の一級技能士試験が良い結果になることを願っています。
そして、またみんなで集まって、畳の話や昔話をしながら飲める日を楽しみにしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。